投票履歴の扱い方

お久しぶりです、けだまです。

今回は、投票履歴を推理に組み込む際の注意点についてお話ししてみようかなと思います。

 

 

結論から

投票履歴はあまり参考にならないと私は考えます(正確には組み込み方次第で参考になり得るのですが、それについては後ほど触れます)。

ここで言う「投票履歴が参考にならない」とは、狼に投票した人を白い、投票していない人を黒いと単純に考えてしまうことに対してです。

このようなライン精査が行われる理由は

「身内切りは基本的にリスキー」

という前提があるからだと思います。

 

しかし、よくよく考えてみれば

・最後の1匹が生き残れば狼は勝つんだから、その身内切りって本当にリスキーなの?

・そもそも狼ってリスクを取っていく役職だよね

という疑問が湧いてきます。

 

また、投票時の狼の心情からしても

・前半票→まだ吊られなさそうだから身内切りしやすい

・後半票→後々ラインを見られるのが嫌だから村人に入れづらい

と、結局どのタイミングでも狼が相方に投票したくなる理由はいくらでもあります。

 

 

間違った投票をした人を怪しむべきか?

私の答えはNOです(状況にもよりますが)。

村人は見えていない役職ですので、狼に投票できるかできないかはイーブンです。

もちろん、白い村人と黒い狼の択を間違えたとすれば、それは間違えたことが黒要素になるとは思います。

しかし択がフラットに近かった場合は、結果的に霊媒結果や占い結果が白(黒)だったからといって、そこに投票していた人が村人か人狼かなんて、投票履歴だけではわかりません。

投票履歴だけを見て、投票した人としていない人で優劣をつけるのは危険行為です。

 

 

有効な投票履歴の扱い方とは?

私が投票履歴を推理に組み込む際は

・狼(村人)に投票できていたか?

に着目するのではなく、

・その人がそこに投票した思考の流れは正当か(考えている人に見えるか)?

を考えます。

村人に投票してしまった人でも、その理由が正当なら怪しむ必要はありません。

逆に狼に投票できた人でも、その理由に違和感があれば身内切りを追うべきです。

投票履歴を洗う際は、そこで踏みとどまらずにぜひ投票理由まで聞いてみましょう。

 

 

まとめ

要するに、

狼は狼に投票できるし、村人は村人に投票しちゃうよ

投票履歴を洗ってライン切れてないところから吊りましょう、じゃ狼吊れないよ

というお話しでした。

 

今回この記事を書くに至った経緯としては、私の大好きなコンテンツである放送人狼に対して前々から感じていたことを吐き出す場が欲しかったからです。

投票履歴に比重を置きがちな放送人狼の風潮に、新しい風が吹けば嬉しい限りです。